ちびモデルへの道。

早大生さわ、全力で可愛くなる。

『原田マハ・暗幕のゲルニカ』本は、何よりも真実を伝えると思う。

 
  • 戦争は悪いこと。
  • 人を殺すのはいけないこと。

 

そんなことを、道徳の授業で習うよりもずっと、強烈に、戦争について考えさせられる一冊の本と出合った。

 

  • 戦争ってなんなんだろう。
  • どうして人々は殺し合うんだろう。
  • これまでの戦争はなぜ起こったんだろう。

 

そんな疑問が次々に沸いてきた。

『戦争について学ぶのは大事なことだよ』
『歴史を勉強しておいた方がいいよ』

そんな言葉を並べるよりも、よっぽどこの本を読んだ方が、伝わるものがあるんじゃないかと思いました。

 

原田マハ・暗幕のゲルニカ

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タイトルにもある通り。

これは、パブロ・ピカソの大作『ゲルニカ』にまつわる物語。

 

ゲルニカ。私も中学時代の美術の教科書で初めて見て、『なんだこれは』と強烈な印象を受けたのを覚えています。

 

今作は、

この2つの時代を行き来しながら、物語が進んでいきます。

 

主人公は2人の女性。

  • ドラ・マール
    ピカソの恋人の一人であり、ゲルニカ制作の過程をカメラに収めた写真家。
  • 八神瑤子
    幼少期に目にしたゲルニカに心奪われ、9.11によって最愛の夫を亡くしたピカソ研究の第一人者。

 

彼女たちから見たゲルニカを取り巻く世界と、その胸中が語られます。

 

アートのちから。

 

芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。

パブロ・ピカソ

 
これは、物語の最初のページにある言葉ですが、文中でも言葉を変えて何度も同じことが書かれています。

 

私自身はピカソ本人や、彼が生きた時代背景についてよく知らず、ピカソがどのような思いでゲルニカを描いたのかなど全く知りませんでした。

 

しかし、そこには芸術家の彼にしかできない、強烈なメッセージが含まれていて。。

 

戦争により混乱する世界、人々の恐れと憎しみ、政府の思惑、芸術家パブロ・ピカソの意志、アートの力をもって戦争に抗おうとする人々。

 

一見複雑に描かれた世界の中には、著者本人のある一貫したメッセージを感じます。

 

作品の特徴。

私は原田マハさんの書く文章が大好きで、これまでいくつもの作品を読んできました。


これまで読んだ作品は、総じて心打たれ、しみじみと感動する作品が多かったのですが、本作は人間の持つ負の側面について描かれた、明るいとはいいづらい作品でした。

 

同じ人間として、自分の中にもある暗々としたものと向かいあわされたような、少しの気まずさも感じつつ、

戦禍の中で浮き彫りになる、人間の温かさ・気高さ・意志の強さを感じてつい目が熱くなる、そんな不思議な作品でした。

 

ぜひ、子どもから大人まで、幅広い年代の人に読んでほしい本です。

 

 

 

最後に。

物語は、平易な文章でどんなに言葉を重ねるよりも、ずっと深く、人の心に響くなにかを伝えることができると思う。

 

私はこれまで、本によってたくさんの影響を受けてきたし、救われても来ました。本は人生を変える力を持つと、信じています。

 

いつか私も、人の心を揺さぶるような、生き方に影響を与えるような、文章・本を生み出したい。

 

またブログにも書きますが、そんな本の威力を広めるべく、新たな活動も開始しようと動いているところです。

 

 

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