赤ちゃんの匂い

Rika Sawayanagi

生きづらさの、原因。

 

優等生は、ほめられる。

優等生だからって、叱られない。

 

だって、つごうがいいから。

 

いうこと聞いてくれて(先生からしたら)

まじめな子どもで(親からしたら)

頼めばやってくれる子で(同世代からしたら)

 

 

あんた、だいじょうぶ?

自分をころしてない?おさえてない?

 

もっと、好きなようにして、いいんだよ。

 

 

今の楽をぎせいにしてまで、そう言ってくれる人なんて、いないよね。

だから私は、いいたかったな、って思ったんだ。

 

f:id:chima0528:20200513080610j:plain

 

 

 

高校に入って。

 

私はすこし、生きやすくなった。

 

なぜなら、周りもまじめだったから。

 

進学校の、進学クラスで。

 

もともと私がいわれていた「優等生」みたいな子たちが、たくさんいたからさ。

 

まじめな自分の居心地の悪さ、とか、自分のまじめさを責める状況がへって、私はゆるむことができた。

 

 

でも、当時、東大を目指してた。

 

まだまだ「1番じゃなきゃ信仰」をにぎりしめてた私。

 

お姉ちゃん2人の様子を見て、受験のことはわかってた。

 

だから、高校入学前から、塾に入って、すぐ勉強してた。

 

ここでも「早くから始めなきゃ」精神がでてたよね。

 

 

その時、周りは意外と、モチベが低くて。

1のはじめからすっ飛ばしてた私は、テストの成績が案外1位ばかり、だった。

 

あれ?

 

と思った。

 

 

でもそれが続いて、ある時、少し手を抜いた。テスト前

 

それなのに、順位が変わらなかった。

 

 

あれ?

みんなそんなに本気じゃないの?

 

 

なんか、のれんにうで押し、てきな。

張り合いがなくなってしまった。

 

模試で上をめざせば、いくらでも上があるけれど、そこと競い合うほどの気力はなかった。

 

f:id:chima0528:20200513081014j:plain

ギター班時代。

 

 

わたしは、勉強に飽きた。

 

それまで、どこかゲームのように楽しんでいた勉強も、張り合いがなければつまらなくなった。

 

 

私は、エネルギーの注ぐ先を、失った。

 

四六時中、勉強に費やしていた時間とエネルギーが、ぽっかりと余った。

 

 

勉強しなきゃ?

でも、勉強したくない。

 

 

私とは反対に、まわりは少しずつ、受験への意欲を高めてくる。

 

 

大学行くなら、勉強しなきゃ?

でも、大学って、なんのために行くのかな?

 

就職するため、かな

でもわたし、就職したいのかな、どこに?

 

わたし、なにがしたかったんだっけ

 

 

わたしは、人生に迷った。

 

ちまたでよく聞く、

「好きなことで生きていく」てきなものにも憧れたけれど、まず好きなこともやりたいことも、さっぱりわかんなかった。

 

 

それもこれも、ぜんぶ親のせいだ~!!!

わたしはまだ、親をうらんでた。

 

 

塾をやめ、親の反抗心をもちつつ、私は本を読んだ。

 

 

どう生きたいのか。

どうしたら、幸せになれるのか。

 

どうしたら、私のこのもやもやは、頭打ちでふさがった感じから、逃れられるのか。

どうして私はこんなに、息がしづらいのか。

 

 

わからなくて、本を読んだ。

 

 

身の回りに、相談できる人・したい人・こうなりたい大人は、いなかった。

 

 

本の中なら、本の中の人の生き方や考え方なら、参考になると思ったから。

 

 

私は来る日も来る日も、図書館に行き、本屋さんに行き、数百冊の本をよんだ。

 

 

つづく・・・

 

 

f:id:chima0528:20200512164446j:plain