赤ちゃんの匂い

Rika Sawayanagi

かわいそうに、すな。

 

勝手に、かわいそうな人に、してたかもしんない。

 

自分がやられたら、やだったのに。

 

あの人も、あれで幸せかも。

あの人は、自分で幸せになる力が、あるのかも。

 

もっと、そう信じてあげたら。いいのかなって

 

勝手に、かわいそうな人に仕立ててたなって、思ったんです。

 

 

お父さん。

 

3月末で退職して、家にいる。

ずっと、公務員、会社員。

家族のために、働いてくれてた。むすめ三人、私立でね。わたし、いろいろやらかしてね。

 

そんなお父さん、いま病気。がんだって。

 

しばらく前から、いわれてる。

治療もたいへんそうだし、お金かかるみたいだしさ。

 

それでいて、娘たちからは、わりとうとまれてw

 

せっかくこんだけ頑張って働いてきたのに、自分のために時間やお金を使えず、ほんで病気になって、かわいそうだなあ。

それなのに、お父さんにどうしても優しくできない自分、ひどいなあ。

 

なんて、思ってたけどさ。

 

 

勝手に、いまのお父さんは幸せじゃない。

お父さん、かわいそう。って、してたけど

 

ほんで、もっと前向きに。

て、

「言葉は現実化する」みたいな本をわたしたり

「がん患者の生きる会」みたいなとこの案内を、わたしたり。

 

行動でも思いでも、

勝手にいろいろ巡らして、画策しようと、

 

「なんとかしようと」してたけどさ。

 

 

私がもっとしなきゃいけないのは、

彼を信じて、素直によろこぶことじゃないかな。

て、思った。

 

私がなにかしなくたって、自分で立ち上がる力がある。

て、信じる。

 

なにかもらうたび、また自分のこと後回しにして、

て思うんじゃなくて、

素直にやったあ!て、喜ぶ。

 

 

彼をかわいそうな人にしてたのは、自分じゃないか。

そう、思った。

 

 

私はむかし、お父さんに

「かわいそう~」て言われるの、きらいだった。

 

なんかあるたび、すぐそういうから。

 

いやだった。

 

だって別に、わたしはかわいそうな人じゃない。

気の毒な人じゃない。

わたしから力を、奪おうとしないで。

勝手にかわいそうな人に、しないで!!

 

て、まじでおこってたんだよね。

 

 

それを自分が、おんなじことしてるとは。。(笑)

 

 

とほほ。

 

 

もっと、信じようね。

 

自分のことも、自分の世界も、家族も。

 

 

みんな、みーんな、自分で幸せになる力がある。

 

はたから見て、どうとかじゃなく、本人はそれで幸せかもしれないし。

 

「誰かから何かしてもらわなきゃ」幸せになれない、

なんて人いない。

「誰かが何かしたせいで」不幸せになる、

人なんていない。

 

みんな、自分で選び取る、権利がある。力がある。

 

 

大事なのはきっと、信じてあげることなんだ。

 

そう、きっと。

 

 

あなたにも、私にも。力があるよ。

 

 

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